装置を制御するMC(マシンコントローラー)のシステム開発を担当したのち、2年ほど東京エレクトロングループの別会社に出向していました。出向先では、ウェーハを搬送するアームの動作プログラムを担当。現場に直結する部署だったのでリリースのスピードがほぼ毎週と非常に早く、多忙でしたが、自分のソフトウェアが現場で活用されるのを見るのは楽しい経験でした。工場サイドの視点からソフトウェアを見つめ直すことができたし、特定の要求に応えることだけでなく、その周辺の関連分野も視野に入れた発想の必要性を学んだり、得るものも大きかったです。現在の職場に戻ってからも、実際の運用状況を明快にイメージできるので、要求に対して幅のある提案ができるようになったと思います。トラブル解決や新しいMCへの対応などもスムーズに行うことができ、今まで以上に仕事が面白くなってきました。 移り変わりの激しいソフトウェア業界では、つねに情報収集に努めることが不可欠。その点最近の学生は、知識も情報も豊富で感心します。しかし実際の仕事は机上の知識だけではとてもカバーできませんから、実務を通じてスキルアップをめざしてほしいと思います。また、半導体の製造工程に関する前知識があると役立ちますから、学生時代に理解しておくことをお勧めします。